その人は、あなたの事を考えてくれていますか?

今日の記事は、趣向を変えて私のエピソードも添えてお話させて頂きたいと思います。お付き合いいただければ幸いです。

現在の妻と付き合っていたときに、彼女の誕生日に結婚のプロポーズをしようと考えていました。

お金がそんなになかったものの、彼女に喜んでもらおうとそれなりの都心のシティホテルの宿泊と夜景の綺麗なレストランを予約しました。

そのレストランでプロポーズをしようと考えたのです。誕生日当日、予定通りにレストランでディナーを食べる事にしました。

窓際でしたが、反対側の窓際に比べたら夜景が美しくなく、少しだけガッカリしていました。食事も終わり、最後にコーヒーが出てくる前に、私はトイレに行きたくなり席を立ちました。

トイレを出たところで、タキシードに蝶ネクタイをした50代ぐらいに男性が立っていました。お店の責任者のように見えました。

すると、やおら・・・

店員:「お客様、あちらの席が空きましたので、もしよろしければお席をお移り下さい。」

私:「え?あっ、はい」

店員:「それでは、頑張ってください」

私「え?頑張ってください???」

店員は穏やかな笑顔で立ち去りました。

通された席は反対側の私が望んでいた夜景の素敵な席でした。おかげで無事プロポーズも済み、なんとか結婚することが出来ました。

そこで、ふと思いました。「なぜ、あの人は「頑張ってください」って言ったんだろう?もしかして、特別な日だって気づいたのかな?でも、見た目だけでは普通のカップルにしか見えないし、恋人同士じゃなければ余計なお世話だしなぁ」と考えていたときに、思い出したんです!

そういえば1か月前に予約の電話をしたときに電話口の女性に彼女にプロポーズするみたいなこと言った!と思い出したのです。

おそらく、その女性が伝えていたのでしょう。これこそが、感動品質のサービスだと脱帽しました。粋な心遣いに感激しました。

おそらく、私が予約した時には夜景が綺麗な方の席が既にいっぱいだったのでしょう。

でも、そちらの席が空いたので店の人が機転を利かせてくれたのだと思います。

別に、私から言われていないのに、席の変更を促してくれた訳です。なぜ、そんなことが出来たのか?

それは、予約の電話の時に私の話を聞き洩らさずに聞いていたからでしょう。そして、このお客様に喜んでもらうためには?ということを考えていたからできたサービスだと思います。

値段を安くしたり、キャンペーンでプレゼントをするという事も確かにサービスかもしれません。

でも、「相手の話をしっかり聞く」→「相手の立場に立って考えて、その人が喜ぶことをやってみる」→「お客様は期待していなかった事なので、感激する」

この事こそが、真のサービスなんだ!と勉強になった経験でした。

確かにそのレストランの料理はおいしかったです。ただ、東京で夜景が綺麗で料理のおいしいレストランはたくさんあります。

でも、私の中では、そのホテルのレストランはダントツ一番のお店に変わったわけです。

別に、席を変更してくれなくても、私からお願いしたわけではないので、店として落ち度はありません。

ただ、私のちょっとした一言を聞いて、そこから想像力を膨らませて、「このお客様なら、こうしたら喜んでもらえるだろうな」と思って行動したんだと思います。

自動車や自宅や保険などは、一般的な消耗品と違い額も大きいですよね。そういう商品を買ってもらうには、あなたの話をじっくり聞いて、あなたの立場を考えて、あなたの立場に立って話してくれる人じゃないと、あなたの心を動かすことは出来ないと思います。

あなたも、今まで一度はそういう人に出会ってきたと思います。逆に、商品や値段は良いのに買わなかったこともあると思います。

最終的には「人」なんじゃないかな?と思います。

例えば、飲食店ひとつとっても味や値段は、どのお店も極端に差がないと思います。それなのに、繁盛店とそうではないお店に分かれています。

私は飲食店経営に関しては素人です。でも、単に美味しいものをお値打ち価格で提供していれば、繁盛できる訳ではないようです。

そこには、経営者を含めお店のスタッフが、いかにお客様に喜んでもらえるか?を考え実行出来て、はじめて繁盛店になっているように思います。

もちろん、売り手の人柄が良ければ全て良しだとは思いません。

でも、やはり最終的には、あなたの話をじっくり聞いてその中で本当のあなたの悩みや不安や希望を的確にとらえて、あなたに喜んでくれることを一生懸命に考えて動いてくれる人が、あなたにとっての一番の売り手じゃないのかな?と思います。

商品力・知識・値段などには差がないことがほとんどだと思います。

私は、マンション投資のコンサルティングサービスという目に見えない商品をお客様に提供しています。

だからこそ、より一層、お客様の話に耳を傾けて、そのお客様の立場に立って考えてみたときに、どういう提案がいいのか?どういう接し方をするのがベストなのか?を意識して対応することが、非常に重要になります。

言うのは簡単ですが、実行するのは難しいことです。本日のブログは、自戒の念を込めて書きました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。