サラリーマンが株式投資をしたら仕事がうまくいかなくなる!? ~心理的損失があなたを追い詰める~

ボラティリティとは

メジャーな投資の代表格が株式投資ですよね。

10万円の株を買って15万円になったときに売ったら5万円分儲けますが、反対に5万円に下がれば5万円分の損です。

賃料収入を目的とするマンション投資と比べ、株式投資の一番のリスクは値動きが激しいためリスクが大きいんですね。

この値動きの幅の事をボラティリティといいます。

投資には精神的負担も考慮するべき

この時の損失は値下がりした時の5万円分だけでしょうか?実は違うんです。

心理的な面で、一定期間かなりのダメージを負うことになります。

ちょっと、想像してみてください。あなたの大切な家族が交通事故にあったと会社に連絡がありました。骨折しているものの、命に別条はないようです。

でも、あなたは会社で仕事を続けないといけません。気が気じゃないですよね。

仕事にも集中できません。株式投資も似ています。

あなたが会社の昼休みにスマホで保有株式が値下がりしていたらどうでしょう?

しかも、その値下がりは翌日もその翌日も続きます。

もう売った方がいいかな?でも、明日には値上がりして持ち直すかもしれないしな・・・どうしようかな」もう、心配でたまりませんよね。

だって、自分の大切なお金が刻々と減っていっているのが分かっていながら、自分は会社で仕事をしているのですから。

人間は心配の種があると、そのことが解決されるまで精神的苦痛を味わい続けます。

私が老後の安定資金の確保のためにマンション投資をおススメしているのは、この点にあります。

ワンルームマンション投資の目的は、あくまで家賃収入を得ることです。

家賃の値下がりもなくはありませんが、株式投資と比べたらないに等しいです。

株式は100万円→50万円になる事も珍しくありませんが、都心の駅近ワンルームマンションが急に家賃8万円→4万円になるなんてあり得ませんし、好立地であれば家賃が上がることもあります。

万が一、下がっても数千円づつですし、下がるとしても現在住んでいる人が出て行って新しい賃借人がつくときです。

賃借人にもよりますが平均して数年間は住み続けるので、しょっちゅうドキドキする必要なんてありません。

投資妙味

投資としての株にも良い点はあります。「あっ!2万円も上がった!」などの楽しみがあります。

こういうのを投資妙味があるといいます。

お小遣い程度の額で趣味の程度でやるのは構わないと思います。

でも、あなたはなぜ投資するんでしたっけ?

老後資金に備えるためですよね。

であれば、出来るだけ手放しで精神的負担を少なくリスクを押さえてやれる投資を選ぶべきですよね。

長期投資において「精神的負担を少なく」というのは一番大事なことなのかもしれません。

米国つみたて投資

でも、株で儲けている人もいるでしょ?という声も聞きます。

確かにいますが、専業の投資家かサラリーマンやりながら儲けている人は、一過性のマグレである事が多いのです。

タイミング投資(安いときに買って高いときに売る)というのは、プロのファンドマネージャーでも至難の業なのです。

もし、それが分かるなら、なにも分散投資せずに個別銘柄に集中投資すればいいんですから。

だから、素人が値上がり益を得られているのは、マグレである事が多いのです。

こういう反論があります。株価が下がろうが上がろうが毎月3万円を米国株式に投資すれば、30年後に3000万円になるよって。

日本のマーケットと違いアメリカのそれは、下がっては持ち直すという傾向が、この120年の歴史で証明されていますので、その通りだと思います。

でも、数か月~数年間の長期間株価が下がり続けている状態の中で、あなたは淡々と毎月同じ銘柄を買い続けられますか?おそらく、精神的に無理だと思います。

政府の思惑

現在、銀行の金利は軒並み0.01%なので、1000万円預けていても年間利息1000円です。

1か月83円だから缶ジュース1本買えません。

将来のことは誰にも断定できませんが、現在の日銀の金融政策等を見る限り当面は金利が上昇しそうもありません。

でも、黙っていても時は過ぎ老後は待ってくれません。

だから、なんらかの投資をせざるを得ない状況なんです。

最近になってiDECOやNISA(小額投資非課税制度)の記事をよく目にするようになりました。

年間120万円までの投資は非課税など、これから投資をする人にやさしい制度です。

このことを、みなさんどう思われますか?

うがった見方をすれば国が「将来の年金は、なんとか頑張って払うようにするけど、なんともならない可能性もあるから自分たちでも備えておいてね」と。

私は暗に国が、そう言っているように感じます。

日銀の「資金循環統計」では日本人の個人金融資産の約52%が預貯金だそうです。

アメリカは14%です。日本人がいかに投資をしていないか分かります。

私も含めて、みなさん自分の身は自分で守っていきましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。